巨人直江大輔投手(20)が4回1/3を4安打2失点で降板し、プロ初勝利を逃した。

今季3度目の登板は初回に田中広に2ランを浴び先制を許した。2回以降は立ち直り、4回までは二塁打1本に抑えたが、勝ち投手の権利を目前にした5回に崩れた。1死から連続四死球を与え、一、二塁のピンチを背負った場面で降板。ベンチに戻ると原監督や阿部ヘッド代行から語りかけられ、目に涙を浮かべた。「先制されたが、切り替えて立て直すことができましたが、最後の最後で自分の弱いところが出てしまった。そこが一番悔しいです」と言葉を振り絞った。