阪神糸井嘉男外野手が10日DeNA戦以来10試合ぶりのスタメン3番で勝負強さを発揮した。

1回2死で京山のカットボールをとらえて左翼線二塁打。サンズの適時打で先制のホームを踏んだ。「1点ずつかえしていくことが大事」。2点を追う5回2死一、二塁では左前に渋く落とすタイムリーで反撃の口火を切った。矢野監督は「常に(全力疾走を)やってるけど、膝の状態もある。出るところで全力で、という思いでしっかりやってくれている」とねぎらった。この日は糸原も10日以来の2番に戻って1安打。2安打した1番近本も含め、1~3番で5安打を集め、得点機を演出した。