日本ハムは22日、少年野球場を修繕、整備していく「ダイヤモンド・ブラッシュ」プロジェクトの対象球場の1つ、室蘭市少年野球場の改修完了セレモニーを開催した。

同プロジェクトでは、北海道の子どもたちが安全で快適にプレーできる環境を整えるため「ファイターズ基金」から工費の一部を寄付。自治体や球場管理団体、施設利用者、地元企業などと共同で少年野球場を修繕、整備していく。

稲葉篤紀スポーツ・コミュニティー・オフィサー(SCO)の他、青山剛室蘭市長、室蘭市少年野球連盟や協賛企業、連盟所属の7チームが出席。改修作業最後の工程として、稲葉SCOらがダッグアウトの仕上げ塗装をし、記念撮影も行い、完成を祝福した。

室蘭市少年野球場は15年の大雨被害で、グラウンド2面の三塁側ダッグアウトが倒壊。今回のプロジェクトでダッグアウト全4棟を建て直し、これまでより1・5倍の広さに拡張された。

セレモニーで稲葉SCOは「まずはキレイに使って次の人に渡すこと、そして何事にも全力疾走を、最後に感謝の気持ちを忘れない。この3つを約束して、1人でも多くファイターズでプレーしてくれることを期待しています」とあいさつした。