阪神先発の青柳晃洋投手(26)が6回2安打1失点と粘りの投球を見せたが、6回の打席で代打荒木を送られ降板した。荒木は左前打で出塁したが、得点にはつながらず。青柳に勝ち星はつかなかった。

6回は先頭オースティンを四球で出し、続く4番佐野の右前打で無死一、三塁とピンチを迎えた。続く宮崎の高いバウンドの三ゴロの間に先制点を許した。

8月27日の中日戦で6勝目を挙げて以来、勝ち星から遠ざかっている。9月はこの日が4試合目の先発だった。3日ヤクルト戦は6回2/3、3失点で勝敗つかず。9日DeNA戦は5回4失点、前回16日巨人戦は4回5失点でいずれも負け投手となっていた。

青柳は「ここ2試合はよいピッチングができていなかったので、今日は初回から全力で投げました。立ち上がりはよかったのですが、6回は四球を出してからの失点だったので、もったいなかったですし、反省すべき投球になってしまった」とコメントした。この日から「晴柳さん」応援タオルが発売開始。甲子園は、雨は降らず青柳は6回1失点と試合をつくり、リリーフ陣に託した。