巨人が同一カード3連勝を飾り、4連勝で優勝マジックを28とした。

先発の田口は完投目前の9回1死から2ランを浴びて降板したが、5勝目。原辰徳監督は「2回あたりも今日はちょっとつないでいくかなというような、そんな雰囲気あったんですけれども、中盤ぐらいから尻上がりに良くなって。球数もね、何とか完投という風に思ったんですけれども、ちょっと残念でしたね。でも、ナイスピッチングです」と評価した。

7番大城、8番若林がともに2打点と活躍。1号ソロを含む3安打の若林については「今日は(阿部)ヘッド代行が、若林をぜひゲームで使ってくれと。そうか、よし、じゃあ、いこうと始まったんですけれども、非常にいい働きをしてくれましたね」

登録抹消になったパーラに代わり、育成から支配下登録されたばかりのウレーニャがプロ初打席に立った。

原監督は「非常にアグレッシブですしね、まだ彼は21歳。まだ若いし、練習を見ていても非常に成長の跡が見られる。ファームでの成績もジャイアンツではずぬけた成績を挙げていますし、力で現在の位置に来ているという感じですね」。

9月に入って13連戦(1試合雨天中止)を10勝1敗1分、15日からの9連戦は6勝3敗で終えた。「選手も含めて、私もあまり経験のない13連戦、9連戦。結果的に見ると非常に集中しながら戦ったなと。私自身も結構しんどいなとは思いましたけれども、乗り切れたというのは非常に大きいと思いますね。選手たちも、よく頑張りました」と言い「1戦1戦、疲れというのはね、その日のうちに取るような、そういうチームにしていきたいと思います」と締めた。