阪神青柳晃洋投手が6回2安打1失点と好投も6敗目となった。「今日は初回から全力で投げました」と、初回に2番ソト、3番オースティンと連続三振を奪うなど飛ばした。5回まで1安打無失点で、完封した上茶谷と投手戦を演じた。

悔やまれるのは6回先頭オースティンへの四球。続く4番佐野の右前打で無死一、三塁とピンチを広げ、続く宮崎の高いバウンドの三ゴロの間に先制点を許した。「6回は四球を出してからの失点だったので、もったいなかった」と反省した。9月はこれで4試合先発し3連敗。8月27日の中日戦で6勝目を挙げて以来、勝ち星から遠ざかっている。先発陣も今回の9連戦で勝ち星を挙げたのは西勇だけだ。

この日から「晴柳さん」応援タオルが発売開始。スタンドのファンもさっそく掲げ、前日22日は雨予報だった甲子園に、雨は降らなかった。負け投手にはなったが、次回への期待が高まる投球を青柳が見せた。