8年目の楽天下妻貴寛捕手(26)がプロ初本塁打を放ち先制点を生んだ。

2回2死、ロッテ岩下の初球、真ん中147キロ直球をフルスイング。左中間席前段へ放り込んだ。

12年ドラフト4位で山形・酒田南から入団。14年に1試合、15年に4試合に1軍出場。17年に8試合出場し1安打を記録した。18年オフに戦力外通告を受け、育成契約。今年2月に支配下へ返り咲いた。

8月30日に今季1軍初昇格を果たすと9月2日の日本ハム戦で3年ぶりの安打を記録。プロ初本塁打が通算3安打目。「打ったのはストレートです。先制できましたし素直にホームランが打ててうれしいです。切り替えて守備も頑張ります」と笑顔を見せた。