ヤクルトのアルバート・スアレス投手は、7回を被安打3の1失点で4勝目を挙げた。

力のある直球と変化球で緩急をつけ、自己最長タイとなる7回を被安打3の3奪三振、4四死球、1失点で試合をつくった。山田哲人内野手らの好守にも助けられ「全体的に良いピッチングができた。数々の場面で野手に守備の面で助けてもらいました。村上の勝ち越し本塁打からこれ以上点を与えられないと強い気持ちで投げました」とコメントした。

試合後、高津監督は「ちょっと本調子ではないところもあったかもしれないが、粘りながらというか、よく考えながら、苦しい時でもいろんなことをしながらということができたのかなと。ナイスピッチングだったと思います」と振り返った。また投手を支えた守備陣については「こういう僅差のところで、1つのアウトのところを取れるか、1つの先の塁に進めるか、すごく勝敗に直結する大事な部分だと思うので、よく守備の方も粘ったり、打つ方でも意味のあるアウトだったりが出来たと思う」と1点差のゲームを制した選手たちに賛辞を送った。