中日松葉貴大投手(30)が5敗目を喫した。初回、先頭吉川尚に中越え二塁打を許すと、2番松原には左中間フェンス最上段直撃の三塁打で1点を献上。続く坂本の二ゴロで、打者3人であっさり2点を失った。2~4回は無失点で粘ったが、5回2死から松原にヒット、坂本にカウント3-0でベンチが申告敬遠を選択。与田監督に交代を告げられ、ベンチに下がった。中日のカード連続勝ち越しは2カードでストップした。

降板直後のベンチでは、悔しさをにじませた。「大事な立ち上がりに、簡単に先制点を与えてしまいました。その後も、毎回走者を出してしまい、チームにいい流れを持ってくることができませんでした。先発としての役割を果たすことができず、チームに申し訳ないです」。

今季の東京ドームでは3試合に登板して白星なしの2敗目。オリックス時代の17年6月3日巨人戦以来の東京ドーム2勝目は、来季に持ち越された。