阪神ジェリー・サンズ外野手(32)がスーパーキャッチで球場を沸かせた。

1点リードの4回2死二塁だった。ヤクルト打者のエスコバーは、秋山の外角低め変化球に食らいつき、打球は左前へ落ちるかと思われた。しかし、体重102キロのサンズはその巨体を揺らしながらダイビングキャッチ。落ちていれば二塁走者が生還して同点の可能性もある局面で、見事なプレーを見せた。

2回にも中堅手近本が、エスコバーの打球をフェンスに直撃しながらジャンピングキャッチ。12球団ワーストの59失策を喫している阪神だが、この日は好守が光っている。