阪神矢野燿大監督(51)が、藤浪晋太郎投手(26)の中継ぎ継続を明言した。試合後に、藤浪の今後の起用法について聞かれ「中で使おうかなと思っています。いろいろ台所事情が大変なんで、その中で今いいと思うことを選択してやっていく中のひとつが、晋太郎を中でやってみようかなと」と話した。

藤浪はこの日、プロ8年目で初めて公式戦で連投し、1回1安打無失点に抑えた。6点リードの8回裏に登板し、先頭の代打宮本は内角への153キロ直球で遊直。浜田には151キロ直球をとらえられ中前打を許したが、続く青木を初球の150キロ直球で遊ゴロ併殺に打ち取った。

前日26日の同戦では、13年4月7日広島戦以来、2729日ぶりにリリーフ登板。5回から登板し1安打無失点に抑えたが、6回に4番村上にバックスクリーンへ特大の決勝弾を被弾。この日は、危なげない投球で悔しさを晴らしていた。