阪神は29日、1軍チームスタッフが新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。チームは25日までに主将糸原ら5選手、1軍チームスタッフ2人の計7人がコロナウイルス陽性判定を受けていた。1軍チームスタッフでは3人目、チーム全体では8人目の陽性判定となった。

発表によると、新たに陽性判定を受けたスタッフは29日朝に発熱などの症状があり、西宮市内の病院で検査を受けた。現在は自宅隔離とし、保健所の指示を待っているという。同スタッフは25日からのヤクルト3連戦(神宮)に帯同。28日は甲子園で投手練習に参加していた。

チームの今後については管轄の保健所に行動履歴や接触状況を報告し、濃厚接触者に該当する関係者はいないと判定されたため、日本野球機構(NPB)および専門家チーム、対戦球団と相談し、予定通りチーム活動を続けるという。29日中日戦(甲子園)は、予定通り開催される。