阪神藤浪晋太郎投手(26)が救援で1回を無失点に抑え、プロ8年目で初ホールドの権利を手にした。

3点リードの8回に3番手で登板。1四球を出したが、後続を打ち取って無失点に抑えた。先頭の7番阿部への4球目には今季最速で、自己最速に1キロと迫る159キロも計測した。

球場は藤浪の登場にどよめき、1球1球に大きなリアクションで右腕を後押しした。降板した藤浪は「死ぬほど緊張しました。先発の時とは違って人の勝ちがかかった場面で投げることがこんなに緊張するとは思っていませんでした。何とか無失点で抑えることができて良かったです」と胸をなで下ろした。