阪神の先発高橋遥人投手は6回8安打3失点で3勝目を挙げた。

甘い球を痛打され、4回以外は毎回得点圏に走者を背負って「プロに入ってから一番悪かった」。2回は暴投も絡んで逆転を許したが「打たれてから厳しく頑張れたというのがあった」とその後は1失点で踏ん張った。中盤に打線に5点を援護を受けて、初めてバッテリーを組んだ原口文仁捕手からイニング間に「先頭頑張るぞ」など声を掛けられたことも大きかった。8月25日の中日戦以来の白星に「こういう日に勝てて不思議な気持ち。野手の方に感謝です」と控えめに喜んだ。矢野燿大監督は「遥人(高橋)にはもうちょっと高いところを期待しています」と奮起を求めた。