阪神先発のドラフト1位西純矢投手(19)がプロ入り最多97球で5回3失点。制球面を課題に挙げたが、新フォームへの手応えもつかんだ。

初回、3回と得点圏のピンチを背負ったが、後続を打ち取って広島打線をゼロに抑えた。しかし、味方打線が3点を先制した直後の4回。無死一塁から7番木下に直球を中堅芝生席へ運ばれて1点差。5回には同じ高卒ルーキーの8番韮沢に適時三塁打を浴び、同点とされた。

自己最長タイの5回を投げ、6安打3失点。先発として試合は作ったものの「初回から高かったですが3、4回から球がさらに浮いてきた。そこを修正できなかったのがこういう結果につながって、本当にすごい悔しい。次の登板に向けて、そういうところを修正したい」と振り返った。ただ、習得中である右腕をスムーズにトップの位置へ運ぶ新フォームについては「手応えはすごいあります」と収穫も口にした。

平田2軍監督は6四球を与えた新人右腕について「細かい制球は求めてない。打たれたことで、まだまだ力不足ということを勉強して。馬力のあるピッチングが彼の持ち味。これからまた、こぢんまりまとまらないようにしてほしいね」と奮起を期待した。西純の登板では同学年のドラフト5位の捕手藤田とバッテリー組ませ、経験を積ませている。「藤田と2人、バッテリーでね。打たれて覚えることがある。もっと三振をガンガン狙っていってほしいね」と期待を込めた。

4日にはオリックス高卒ドラフト1位の宮城が1軍でプロ初先発する。西純は宮城とU18日本代表などでともに戦い、親交がある。一足早く1軍マウンドに上がる同学年の姿には「(登板を)見て、勉強したいと思います」。刺激に変えて、さらなる飛躍を目指す。【奥田隼人】