延長10回の末、引き分けた日本ハム栗山監督は「残念だったね」と、悔しがった。試合前から「スタメンを見たら、皆びっくりするかもしれない」と予告。不調の中田を2日連続でスタメンから外し、渡辺もベンチスタート。調子を上げてきた王柏融が開幕3連戦以来となる5番に入った。

1点を追う6回1死一塁から、左中間を深々と破る同点の適時二塁打で指揮官の期待に応えた王柏融は「相手は打順関係なく攻めてくる。積極的にバットを振っていこうと思った」。代打で打率3割2分1厘とコツコツ成績を残してきた背番号3は、復調の手応えに胸を張った。

この回、さらに2死一、二塁から「代打中田」「代打渡辺」のカードを立て続けに切って、一時勝ち越した指揮官は「いろいろなことを考えて、1人1人の選手のためになるよう、思いを伝えながらやっているつもり」。10月の反攻に希望を残した。