試合開始予定時刻から約1時間半後に、雨天のため中止が決まった。

待ち時間が長かったが、ヤクルト高津臣吾監督は「米国、韓国、台湾での雨の経験で免疫ができている。長く待たされることもあったし、雨の中でプレーすることも、もちろんたくさんあった。僕自身の気持ちの変化はあんまりないです。いつかは(試合を)やるかなと思うし、中止になったら、また明日頑張ろうと思うだけです」と冷静に受け止めていた。

グラウンドのシートが外されてからは山崎、田代らスタメン出場が予定されていた選手たちは外野で体を動かし、芝の状況も確認するなど準備を進めていた。

先発予定だったスアレスは、グラウンドでキャッチボールで調整し、開始に備えていた。最終的に中止となり、指揮官は「彼が一番すごく難しかったと思うけど、途中で終わってしまうより、中止になって明後日(振り替えの)ゲームがある訳だから、その方がよかったと思います」と思いやった。

18日は予告の通り小川が先発し、スアレスは19日に振り替えとなった阪神戦で先発する見込み。また発表されていたスタメンからは山田哲、青木がそろって外れていたが「お休みです」と説明した。