巨人、阪神、オリックスなどが今秋ドラフト1位候補に挙げる近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)が、秋季リーグ関大戦で、リーグ通算本塁打記録を更新する14号を放った。優勝を争う関大戦の延長11回タイブレークで、決勝弾となる3ラン。26日ドラフト会議の目玉であることを証明する強烈な1発だった。

<近大・佐藤の略歴>

佐藤輝明(さとう・てるあき)1999年(平11)3月13日、兵庫県西宮市生まれ。仁川学院では高校通算20本塁打。近大では1年春からレギュラー。2年春から3季連続ベストナインに選出(2年春は外野手、2年秋と3年春は三塁手)。2年秋にMVP。2年時には大学日本代表に選ばれた。柔道選手だった父博信さんは日体大で古賀稔彦らと活躍し、91年講道館杯86キロ級優勝。187センチ、94キロ。右投げ左打ち。