阪神ロベルト・スアレス投手がリーグ単独トップに返り咲く、22セーブ目を挙げた。

2点リードの9回に登板。球速160キロ超えはなかったが、変化球も含め、しっかり制球して内野ゴロ3つ。安定感抜群の投球で3者凡退とし、球数も10球で片付けた。「セーブの付く場面でバトンを回してもらって、少ない球数で3人で抑えることができたから良かったよ。次の登板にもいい流れで入っていけると思うから、自分の仕事ができて良かったね」と振り返った。

矢野監督は「タイトルを取れるものは全部取ってほしいですね」と言う。21セーブで並んでいた中日R・マルティネスがこの日、体幹のコンディショニング不良のため、出場選手登録を抹消された。スアレスが17年ドリス以来のチームセーブ王へ突き進む。