阪神が25日、ドラフト前日会議を行い、矢野燿大監督(51)がオンライン取材に応じた。

1位候補については「楽しみなほうが、面白いやん。最後の最後まで楽しみにしてもらえればいいかなと思います」と明かさなかった。数球団が1位指名を公表している、近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)について問われると「評判通り、パワーもあるし身体能力も高いし、スケールの大きさはもちろん感じる」と高評価。「スカウトの皆さんのお話、評価を聞かせてもらって、僕もいろいろ映像を見てたんで、それとどうかというのは話をさせていただきました。全員欲しいけど、そういうわけにはいかないんで、いろんな事がからんでくるのがドラフト。いい縁があっていいドラフトになれば、というところですね」と話した。

1位指名について最終決定は26日で、競合の場合のくじ引き役も同日に決定するという。