日本ハムは1位入札を事前公表していた苫小牧駒大・伊藤大海投手(4年=駒大苫小牧)との交渉権を一本釣りで獲得。球団初となる北海道出身選手の1位指名が実現した。

全体の1位指名終了後に会見に臨んだ栗山監督は、まずは自ら拍手。「北海道出身で、絶対に縁があると信じていたので。本当に良かったなという最上級な感じです」と笑顔。続けて「チームにとって、とにかく投手陣は本当に大きく前に進めないといけない。先発もそうだし、後ろ(救援陣)の形も。元々、ファイターズがいつも勝ちきっている形を、もう1回しっかりしていかなければいけない課題はある。(伊藤は)両方(先発、抑え)とも可能性があるピッチャー。本当にぴったりだと思っていったので。神様も(単独指名で)すんなり決めてくれたので、よかったです」と話した。

23年春には新球場も開業予定で、道産子右腕が躍動する姿にも期待がかかる。「その時に大活躍しているイメージは湧くので」と同監督も期待していた。