「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、都内で行われ、楽天石井一久ゼネラルマネジャー(GM=47)が4球団競合の末、ドラフト1位で早大・早川隆久投手(4年=木更津総合)の交渉権を獲得した。

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コロナ禍で新様式のドラフト会議となった。無観客で12球団は十分に換気された各個室に分かれた。出席者は各球団6人までで、アクリル板で仕切り、マスクも着用。1位指名で重複した時は、くじ引きを行う別室に代表者が集合した。「行ってきます!」と声高らかに抽選に向かうシーンも映され、入室時には手をアルコール消毒した。

当初は11月5日に開催予定だったが、開幕が大幅に遅れ、公式戦日程と重なるために前倒しして実施。シーズン中で順位が確定しなかったため、2位以降のウエーバー順は25日時点の順位で決めた。高校生と大学・社会人など分離開催した年を除くと、公式戦閉幕前の開催は初めてだった。日本野球機構(NPB)の井原事務局長は「コロナ対応ということで、異例のオペレーションになったが、皆様のご協力があり、無事に終わりました」と話した。