「ハマの豆苗」ことDeNA大貫晋一投手が、今季最後の先発マウンドに上がった。

7月10日以来、今季2度目の阪神戦。「今シーズンはじめに甲子園でふがいない投球をしてしまっているので(1回3失点)結果を出して、いい形で来シーズンにつなげたいと思います」と意気込んだ通り、変化球を低めに集める持ち味の投球を披露。1回1死一、二塁で、サンズ、陽川を連続の空振り三振でピンチをしのぐと、5回2死一、三塁では、木浪を低め変化球で二ゴロに仕留めた。7回まで99球、4安打無失点とゲームを作った。

2年目右腕は今季、開幕ローテーション入りこそ逃したが、7月からローテに定着。昨季の6勝を大きく上回る10勝をマークし、エース今永が離脱した先発陣を支えた。181センチ、73キロのスリム体形から付けられた愛称「ハマの豆苗」も徐々に定着。しっかり根を張り大きく成長をとげた。