中日のアリエル・マルティネス捕手(24)とヤリエル・ロドリゲス投手(23)が14日の深夜便でキューバに帰国した。

両選手は今季途中、チームの苦境時に育成から支配下契約となり、節目でチームのAクラスにつながる活躍を見せた。

A・マルティネスは外国人捕手としてだけではなく、ビシエドの故障時は4番一塁で出場。自身も左手首を痛めて離脱したが、39試合で打率2割9分5厘の成績を残し「2020年は野球人生の中で一番素晴らしい年になった。日本が好きです」と振り返った。ロドリゲスは11試合に先発して3勝4敗。「少しはチームの勝利に貢献できたと思う。このチームは大好きだから(来季も中日でプレーしたい)気持ちはある」と話した。

球団側は今後、キューバ政府と両選手の再契約交渉に臨む方針。合意すれば来季も中日でプレーすることになる。