阪神ドラフト5位の東洋大・村上頌樹投手(22)が18日、さいたま市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金4000万円、年俸720万円。最速149キロの直球と制球力、緩急を武器に、1年目から先発ローテ入りを目指す。

今秋の東都リーグ開幕戦となった9月22日・中大戦で右前腕肉離れを発症。現在はブルペンで捕手を立たせての投球、80~90メートルの遠投も行っており、1月の新人合同自主トレ、2月のキャンプには間に合う見込みだという。

兵庫・淡路島出身でもともと阪神ファン。宿敵巨人への思いを問われると、「小さいころから伝統の一戦は楽しみにしていた。巨人は4番に自分の先輩である岡本さんがいる。対決して自分が投げたら勝ちたいという気持ちがあります。対決したらやっぱり三振を取りたいというイメージはできているので、実現できたらいいなと思います」と対戦を待ちわびた。(金額は推定)