西武辻発彦監督が18日、都内のホテルでオーナー報告を行い、来季に向けて全面バックアップを約束された。

後藤オーナーに打撃不振に苦しみ3位で終えた今季について報告し、投手力の整備について話し合った。同オーナーは「来季は守りに対しても、今まで以上に強力なラインアップをつくるということで監督から報告がありました。私も全く同感」とした。

中継ぎ陣は平良、森脇らの台頭で安定した。一方でカギを握る先発について、辻監督は「高橋光成を軸にもっと強固なものになっていけば、十分優勝を目指せる戦力になる。そこの整備が一番大事」と強調した。チーム内の底上げと同時に補強にも動くとみられ、同オーナーは「(過去に)なにかけちったとか、そういうことは一切ありません。補強も含め、球団経営については、来季は再度リーグ優勝、そして日本一を狙えるチームづくりを、西武グループ挙げて全面的にサポートしていきたい」と力強く宣言した。