楽天久保2軍投手コーチが「失敗」を勧めた。

19日、楽天生命パークでの秋季練習第1クール最終日に参加。今季限りで現役を引退し、石井GM兼任監督をはじめとした新体制で、コーチに就任した。「動く量が少なすぎて体が痛いです。人のストレッチを見るのがすごく苦しい…」と苦笑いし、選手時代とのギャップを痛感した。

18年間の経験を惜しみなく伝える。戦力外、けがを乗り越え巨人、DeNA、楽天でプレー。「失敗も成功のうち。どんどん挑戦、失敗をして、その失敗をうまく生かしてくれれば、いずれ成功に変わる」と成長へのカギを示す。「いつかユニホームを脱ぐ日が来る。その時にやりきったと言えるように後悔のない野球人生を送ってほしい。困ってからじゃ手遅れになるかもしれないので、ちょっとした変化に気付いてあげられれば」と選手目線で息の長い選手を育てる。