下半身のコンディショニング不良で別メニュー調整だった阪神糸原健斗内野手が打撃練習に合流した。

室内練習場でのフリー打撃に参加。矢野監督が見つめる中、快音を響かせた後、「足の方があまり良くなかった。シーズン中から全然、いい状態じゃなかった」と明かした。オフについては「治療と鍛えることに専念して、出来る範囲で練習に入っていこうかな」と見通しを示した。

主将2年目の今季は7月に右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折。18年開幕戦からの連続試合出場がストップした。9月には新型コロナウイルス感染の影響から離脱。4年目で自己最少63試合の出場にとどまり、打率2割9分4厘、3本塁打、20打点だった。それでも矢野監督は「すごく助けてくれた」と主将としての成長を評価。糸原は「来年またケガせず全試合出場を目標にやっていきたい」と意気込んだ。