先発の斎藤友貴哉投手(25)が、6回途中4安打1失点と先発の役割を果たした。
19年ドラフト2位の阪神井上広大外野手(19)は6回に決勝の2点適時二塁打。若き4番の一振りで1イニング6得点を呼び込んだ。8回にも2点を追加し、7点差で快勝した。
平田2軍監督の一問一答
-先発の斎藤は
このくらいは普通なんでね。(坂本)誠志郎が来てるんで、1回誠志郎に受けさせてどんな感じかを把握してもらった。良くない方じゃない?
-今季1軍を経験してるだけに求めるものは高い (4回2死一、三塁で)増田(陸)にあそこで打たれちゃいかん。今、インコースの真っすぐを課題にしてるので、そこを差し引いてもこのくらいは普通。三振を取りにいけって言ったらもっと三振取ってたと思うけど。スライダー投げさせても三振取りにいけるし。
-井上は満塁で勝負強さを発揮した
古川に対してさっぱりやん。広大はサイドスローからセンターオーバーに打ったけど、古川に対してよ。もう遊ばれとる。手玉に取られているとはこのことよ。そういうところの精度をもうちょっとさ。アウトの内容も悪すぎる。
-1軍級の投手から打たないと
そういうピッチャーから打たないことには。(古川は)ジャイアンツで1軍でも5試合くらいしか投げてないわけでしょ。ローテーションのピッチャーじゃないんやで。
-遠藤は古川から打つなど3安打
打った後のライナーゲッツーは、本当ならあそこで「THE END」だよ。公式戦なら変えてる。野球の怖さ。あの後デットボールで1点取られたし、流れっていうのはそういうとこだって今日、遠藤に言った。(植田)海のハーフライナーで飛び出してさ。そういうところよ、遠藤は。ヒットを打ったのは褒めてあげないといけないけど、彼はそういうところの集中力。今日はぶち切れよ。そういうところをあと4試合で見せちゃいかんねん。せっかくここまできて、あと4試合で気を抜いたプレーや集中力を欠いてるかなと俺が判断する。「僕はそんなことありません」じゃだめ。
-1、2軍を通しても最後の巨人戦だった
俺は1戦目に負けたときに情けないって言って、あとの2試合は絶対に巨人には勝てと言った。やっぱりそういうのは植え付けて、ピリピリさせないとだめよ。だから遠藤のライナーゲッツーの後に1点を取られて厳しく言った。野球とはこういうことやと。そういう1つのプレーの重さが巨人との差。しっかり骨身に染みさせないと。
-最終クールの先発は
小野、及川、馬場、最後は西純。