日本ハム外野手が主に背負ってきたのが7番だ。74年の日本ハム誕生後、最も長く7番でプレーしたのが岡持和彦。東映時代の70年に入団し、主に外野の控えだったが81年は日本ハムの初優勝に貢献。日本ハム一筋で、引退した88年まで11年間背負った。

89年からは同年ドラフト1位で入団した中島輝士が引き継ぎ、89年ダイエーとの開幕戦で史上2人目となる新人開幕サヨナラ本塁打を放った。96年からは再び同年ドラフト1位の中村豊が7年間プレーした。

03年からは両リーグで打率3割超えを記録した坪井智哉が背負い、北海道移転後の創世記を支えた。11年からの2年間は投手から外野手へ転向し、今でも阪神で現役を続ける糸井嘉男。大引啓次(13~14年)、ハーミッダ(15年)を挟み、16年から西川遥輝がチームの顔として活躍。今オフはポスティングシステムでメジャー移籍を目指す。果たして来季は、誰が背負うことになるのだろうか。