19年ドラフト2位の阪神井上広大外野手(19)が25日、宮崎市内のホテルで契約を更改した。現状維持の年俸720万円でサイン。みやざきフェニックス・リーグに参加中で「1年間試合をすることがなかったので、体力的にもきつかった。夏場には成績が落ちてしまった。この冬にしっかり体づくりをして来年の夏はもっといい結果が出せるように頑張ります」と話した。

未来の大砲は今季ウエスタン・リーグで出場69試合すべてに4番で出場し、打率2割2分6厘、9本塁打、36打点。一時は本塁打、打点でリーグ2冠に浮上するなど非凡な才能を発揮した。10月14日には1軍に初昇格。同16日ヤクルト戦(甲子園)でプロ初安打初打点を記録した。「今年はいい経験ができた。その経験を、どうこのフェニックスからオフの期間に生かせるかが勝負」と引き締めた。(金額は推定)