今季初タイトルの首位打者を獲得したオリックス吉田正尚外野手が、さらなる飛躍を目指す。「バットを少し変えました。試しながら、キャンプに向けてやっていきたい」。振り抜きやすいように、従来の85・5センチから0・5センチ短くし「少しスイートスポット(芯)も広げた」と説明した。今夏には第1子となる長女が誕生。「家族の時間も作りながら。父親になったので、長く現役で、という気持ちもありますね」と決意を新たにした。この日は、大阪・舞洲の球団施設で自主トレーニングを行い、21年シーズンに向けて動きだした。