日本ハム中田翔内野手(31)が25日、都内で開かれた「第13回ペアレンティングアワード」の授賞式に出席した。

今年育児業界に影響を与えた著名人らに贈られる同賞のスポーツ部門に選出され、壇上で盾を受け取った。「野球以外で賞をもらうのが初めてなので、すごく光栄に思っています」と笑顔を見せた。

1男2女のパパである中田。エハラマサヒロ、川崎希とアレクサンダー夫婦、篠田麻里子ら受賞者らとともにトークセッションにも参加した。司会者から子どもたちの存在について問われると「遠征に出てしまうと家に帰れないので、久々に帰った時の子どもたちの笑顔に救われることが多いですし、本当に僕にとっては宝ですね」と言って目を輝かせた。

7歳になる長女はゴルフレッスンに通うなど、プロゴルファーを目指して奮闘している。「家でもスイング練習をさせて、量にはこだわらせてやっている」。中田も休日を利用して、一緒に打ちっ放しに行くこともあるという。「僕はゴルフに関しては指導できないですけど(レッスンの)先生がこうやって言っていたからちゃんとこうしなさいとか、そういう感じで」と明かす。「家でもユーチューブで(女子プロの)原英莉花さんとかを見てフォームの研究もしている。プロを見て学ぶ姿勢はいいことだなと思いながら。やるのは全力でやらせますから、親として全力で応援していきたい」。将来プロアスリートを目指す娘を刺激にしながら、自身もさらなる高みを見据える。