巨人岡本和真内野手(24)が敗戦を受け止め、来季の巻き返しを誓った。

「昨年、4連敗してやり返そうという気持ちで臨んだ日本シリーズでしたが、まだまだいろんな意味でやらないといけないものがあると感じました。力足らずで、こういう結果なのが現実。来年また優勝して、やり返したい」と悔しさをかみしめた。

今季は自身初のタイトルとなる本塁打、打点の2冠に輝いた。今シリーズでも不動の4番として全試合で「4番三塁」で先発出場したが、13打数1安打に終わった。「僕がもっと打てばチームが乗ったと思うし、勝てることはできたと思います。この思いを絶対に忘れず、来年を迎えたい」と前を向いた。

最後はファンに向け「コロナの影響で無観客もあり、人数も制限されて、いつもと違った苦しいシーズンだったと思います。応援は力になりました。1年間ありがとうございました」と感謝を口にした。