日本ハム有原航平投手(28)が、夢の実現へ大きな1歩を踏み出した。日本ハムは26日、有原のポスティングシステムを利用したメジャー移籍を承認、申請手続きを終えたことを発表した。契約交渉期間は26日午後10時(米東部時間午前8時)から12月27日午前7時(同26日午後5時)まで。代理人としてカブス・ダルビッシュらも担当するジョエル・ウルフ氏と契約したことも判明。複数球団による争奪戦となりそうだ。

◆ポスティングシステム 海外FA権取得前に米球界に移籍できる制度。コロナ禍の今季は申請期間が1週間繰り下げられ、11月8日~12月12日。MLB事務局が契約可能選手を全30球団に通知後、獲得希望球団と30日間交渉できる。当初は最高入札額を提示した球団が独占交渉権を得たが、18年オフからは選手が結んだ契約の総額に応じて譲渡金の額が決まる変動制に改定された。