日本野球機構(NPB)とJリーグの第21回「新型コロナウイルス対策連絡会議」(Web会議システムにて実施)が30日、行われた。会議後の合同会見(Web会議システムにて実施)を行った。

NPB斉藤惇コミッショナーは「プロ野球は25日に日本シリーズ優勝が決定した。入場者の制限がありましたが、約482万人のお客さまにお越しいただいた。プロ野球の文化を守るというところで努力していただいた各球団のオーナー、関係者、医療従事者、自治体、保健所、政府関係者、難局を乗り越えるため一体となって取り組んできた。感謝を申し上げたい。我々は多くのことを学んだ。先生方からトイレが非常に問題。飛行機、競技場、トイレの問題が具体的に出てきた。具体的なケースをまとめて、選手の心理状況、肉体状況、お客さんの状況を分析したリポートをつくりたいと思っている」と話した。

座長を務める専門家チームの東北大・賀来満夫氏は冒頭で「プロ野球が全日程ができた。本当に良かったと思います。100年に1回と言われるような感染症の中で対応できたことは、選手、関係者、スタッフの努力があったからだと思う。敬意を表したいと思います」とした。