ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手が来季、来日初のシーズンフル参戦を狙う。

11月30日、ペイペイドームを訪れ「今シーズンはチーム全体の目標だった日本一になれてうれしい。3年ぶりのリーグ優勝を達成できたのもうれしいね」。新型コロナウイルスの世界的流行などで来日が遅れ、8月中旬に1軍初昇格。それでも69試合の出場で打率2割7分7厘、10本塁打、35打点を挙げ、ポストシーズンでも存在感を示した。

来日してからの2年はいずれも故障離脱と国際大会出場のためチームを離れた期間があり、18年は54試合、19年は103試合の出場だった。「もちろん、全部出たい思いがある」と来季のフル出場を目標にする。近日中にキューバに帰国し、国内リーグにも参加する見込みだ。