楽天弓削隼人投手(26)が2日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の1350万円で更改した。(金額は推定)

「和製ランディ・ジョンソン」の異名を持つ身長193センチ大型左腕は2年目の今季、開幕ローテーション入りをつかむと今季初登板の6月23日日本ハム戦で7回途中無失点で初勝利。主に週頭の火曜に登板しローテを回った。だが8月25日ロッテ戦を最後に1軍登板はなかった。10試合に全て先発で登板し3勝2敗、防御率5・01を記録した。

「開幕から出だしは好調でしたが、なかなかパフォーマンスを維持することが難しかった」と今季を振り返り「カード頭を投げさせてもらって、各チームのエース級の投手が投げている中で投げることはいい経験になりましたし、次につながると思う。後半戦で調子が奮わなかったので、自分のピッチングを1年間安定して投げられるようにトレーニングをしたい」と収穫と意気込みを口にした。来季の目標には「去年も10勝するように頑張りますと言って奮わなかったので、もう1度をそこを目指していきたい」と2桁勝利を掲げた。