オリックスは2日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉を行い、2年目の太田椋内野手(19)は、250万円アップの1050万円でサインした。

今季は20試合に出場し、3本塁打を記録。1軍初昇格となった7月16日のソフトバンク戦では、3回の第1打席にプロ初安打&プロ初本塁打となる同点弾を記録。21世紀生まれの選手として第1号弾を放ち、持ち味の長打力で確実にインパクトを残したシーンもあった。

昇給には「そこまで上がると思ってなくて、うれしかったです」と素直に笑みをこぼした。今季はケガに苦しみ、好不調の波にもまれた。さらなる飛躍が求められる来季へ向け「セカンド、サードが一番勝負できるポジション。そこで勝負できたら。1軍で規定打席到達するのが1つの目標になります」と1軍定着を目標に掲げた。

・紅林弘太郎内野手(720万円・現状維持)「金額に見合った活躍が出来ていないので、もっと1軍の舞台で活躍できるようにしたい。(来季は)数字より、開幕1軍を目指してやっていきたいです。遊撃にこだわりはあるけど、試合に出るのが大事。ショートのレギュラーを取りたいけど、試合に出たいのでサードでもやっていきたい」

・宜保翔内野手(550万円・現状維持)「納得がいっています。(今季はケガも)2年目でケガの苦しさを知ったので、良い経験になったと思う。(オフのテーマは)体作りをメインに。沖縄でやります。(来季へ)定着したいです、負けたくない。試合に出られるならどこでも良い。ショートとセカンドは慣れているし一番自信があるポジション。どっちか狙っていきたい」

・勝俣翔貴内野手(750万円・50万円減)「自分の形で全く結果が残せなくて、気持ち的には悔しいけど仕方ないかなと思います。(原因は)力の入りすぎが1番だったかなと思います(来季は)まず1本出したい。数字は考えていないので、ずっと1軍にいて試合に出させてもらえるようにしたい」

(金額はいずれも推定)