阪神西勇輝投手(30)が2日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改を行い、現状維持の年俸2億円プラス出来高でサインした。来季は4年契約の3年目となる。

移籍2年目の今季は開幕投手を務めて11勝を挙げ、2年連続でチームトップの勝ち星を稼いだ。投球回の147回2/3はリーグ2位、防御率2・26も同4位の数字。クオリティースタート(6回自責3以内)は、リーグトップの17回を数えた。「クオリティースタートについてはやっぱり自分がこだわっている数字でもありますし、イニングについてもこだわってますんで、この2つが上位に入ることが出来て、自分の中ではすごく充実してましたね」とシーズンを振り返った。

契約更改の場は約1時間にわたり、チームのことなどについて球団と意見を交わした様子。「しっかり自分の話もしたし、球団からの話もありましたので、いい話し合いになりました。自分のことよりもチームのことのほうが多いですし、1時間は長いと思っていませんし、年に1回しかないので、逆に1時間は短いのかな」と話した。

来季へ向けて「今年は2位だったということで、何とか来年はみんなで矢野監督を胴上げ出来るように、頑張っていきたいと思います」と悲願の優勝を誓った。(金額は推定)