ヤクルト石山泰稚投手（32）が2日、都内の球団事務所で契約更改に臨んだ。今季、国内フリーエージェント（FA）権を取得したが、残留を決めていた。4年契約を結び、年俸は今季から7000万円アップの1億5000万円でサインした。

守護神として今季44試合に登板し3勝2敗、2年ぶりの20セーブを達成した。残留の決め手については「やっぱり自分を必要とされているっていうのが一番強いですし、ドラフトで入ってきてヤクルトでFAをとれたのが自分としてもうれしいです。育ててもらったという恩もあるので、こういう契約をいただいて、ヤクルトで、もうずっとしっかり活躍できたらなという気持ちはあります」と“生涯ヤクルト”を誓った。

来季以降も守護神としての活躍を期待されている。「今年最下位で終わってしまったので、来年はどうしてもそれより上に行きたいし、やっぱり優勝もしたいと思っています。やっぱりコロナがあってお客さん、ファンの方が球場に足を運んでいただけるように、満員になってもらえるように僕らは成績を出して集まってもらわないといけないと思っているので、1戦1戦、本当に強いところを見せられるように頑張りたいと思います」と意気込んでいた。（金額は推定）