楽天銀次内野手(32)が2日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の1億1000万円で更改した。来季は3年契約の2年目となる。(金額は推定)

今季は開幕スタメン入りを果たすも8、9月はベンチスタートが続いた。それでも10月以降はスタメンに再び名を連ね、11月は5試合で14打数7安打、打率5割3分8厘を記録した。今季は88試合に出場し打率2割3分6厘、23打点。「自分自身、プラスに考えて良い勉強もできた。自分の時間も結構あったので、そこでたくさん練習することもできた。ベンチにいることが多かったので、試合を見ながらどういうプレーをするのかなと。野球の勉強、ベンチから見ていたのはすごく勉強になりました」と1年を振り返った。

同期入団の青山が引退し、16年目の来季は生え抜き最年長となる。「自分が先頭に立ってやっていかなきゃいけないなというのは本当に感じています。やっぱりさすがだなって、みんなから思われる、そういう選手になりたいです」と自覚を示した。