ホンダ(狭山市)の佐藤竜彦外野手(26=立大)が、セガサミー(東京都)戦で試合を決める満塁本塁打を放った。来季ヤクルト2軍外野守備走塁コーチを務める佐藤真一氏(55)を父に持つ主砲が、チームを優勝した09年以来の決勝へ導いた。NTT東日本(東京都)は、大竹飛鳥投手(35=関東学院大)が7回2安打無失点と好投。日本新薬(京都市)に守り勝った。

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いぶし銀のマウンドさばきだった。大竹は低めに集める投球で、6回1死まで走者を出さない完璧な投球。6回に初安打を浴び、1死一、二塁のピンチを招くも踏みとどまった。「ここまで来たからには優勝目指して頑張りたい。明日も投げるつもりでいます」。17年以来の優勝かけた一戦で、入社13年目の大ベテランは連投も視野に入れる。