オリックスは3日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉を行った。頓宮裕真捕手(24)は300万円減の900万円でサインした。

昨季途中に三塁から捕手へ転向。今季は1軍プロ初マスクもかぶった。若月らに次ぐ正妻候補の1人ではあるが、今季は故障もあり、出場12試合で先発マスクをかぶったのは7試合だった。「(減俸は)仕方がない。防ぎようのないケガをしてしまって、2年間同じような1年間を繰り返してしまっている。最後後半は捕手として出られましたし、来年につなげたいです」と受け止めた。

今年4月には大学の同級生と結婚。来季へ向け「ずっと1軍にいてレギュラーを取れるように。打撃だと2桁本塁打を打てるようにやっていきたい」と意気込みを明かした。家族を支える覚悟を胸に、仕事では自身が正妻の座に座る。(金額は推定)