日本プロ野球選手会は3日、大阪市内で選手会総会を開催し、巨人炭谷銀仁朗捕手(33)が来季も会長を務めることが承認された。

オンライン会見に臨んだ炭谷は「本日の大会は、大きく2つのことで話を進めた」と総会の内容を説明。「1つ目は今年、新型コロナウイルスの感染拡大でシーズンの日程やルール変更が行われたが、イレギュラーなシーズンを終えての選手視点の課題、練習環境や試合の運営方法、遠征を含めた生活制限、コロナ特例の報道などの議論を行い、総括した。NPBと早めに協議できる機会をいただきたい。もう1つは、試合を行うことができたことに対する球界関係者への感謝は当然としながらも、明らかになった野球界のさまざまなひずみについては、中長期的に考えていかないといけない」と語った。