日本ハムの新人8選手(育成含む)が13日、北広島市役所で新入団選手発表の記者会見に臨んだ。

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ドラフト3位の上武大・古川裕大捕手(22)が、同郷の新スターのようなロケットスタートを誓った。背番号は主戦捕手のイメージが強い「27」に決定。「1年目から勝負」と覚悟も決まった。モデルケースは同じ福岡出身のMAKOがリーダーを務める、今年デビューしたNiziU(ニジュー)の快進撃。古川も楽曲を「たまに聞く」とデビュー間もないグループが一気に大ブレークしたように、ルーキーイヤーからレギュラー奪取が目標だ。

この日は新球場建設現場を訪れ、3年後の青写真も鮮明に描いた。まだ土がむき出しのグラウンドレベルでは、ホームベース設置付近から球場全体を見渡すと「正捕手としてプレーしている姿と、ホームランを打つ姿を思い浮かべました」。本格デビュー前に紅白歌合戦に初出場を決めたNiziUのように、ドラフト同期とともに“新球場デビュー”も完了。「少しでも早くファイターズの力になれるよう頑張ります」と力強く話した。