巨人岡本和真内野手（24）が、球団歴代2位のスピードで年俸2億円を突破した。16日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7000万円増の年俸2億1000万円でサイン。25歳シーズンでの2億円超えは、球団では98年の松井秀喜（24歳シーズン）に次ぐスピード記録。「世間がこういう状況の中、これだけ上げてもらったのは、感謝の気持ちでいっぱいです。3、4年前には想像もしてなかった。（松井氏に比べ）まだまだ実績もないですけど、球団に評価してもらえたのはうれしく思います」と笑顔を見せた。
年俸アップ分の使い道としては「外出もなかなかできないですし、おいしい出前探してみます。ちょっと高級な出前の探して」と自宅で自身にご褒美を与えるプランを明かした。
今季は118試合に出場し、31本塁打、97打点で本塁打、打点の2冠を獲得。シーズン序盤は不調だった丸、坂本をカバーする大活躍で、「2代目若大将」と命名した原監督からは、リーグ連覇の立役者に指名された。それでも満足することなく「タイトル取れたことは素直にうれしく思いますし、その中でも目標としていた数字には全て達していなかったので、それは来年またキャリアハイを目指して。全試合スタメンを目指して頑張りたいと思います」とさらなる高みを目指す。
オフは振り込みや体作りを重点的に行うと言い「あとは守備練習からしっかり下半身（を鍛える）、守備練習を多くすればバッティングにつながると思うのでそういうところをやっていきたいです」と話した。（金額は推定）
