阪神岩貞祐太投手(29)が19日、MBSラジオの「ベースボールパーク」に出演し、オリックスへ移籍した能見に惜別の思いを語った。

能見が阪神ラストゲームだった11月11日のDeNA戦(甲子園)の試合後、岩貞は涙を浮かべていた。視聴者からの質問で「能見さんから教わったことは?」と聞かれると「生き様です」と回答。「1つのアウトのために黙々と練習する姿。それだけ1つのアウトを取るのが大変だということを感じていました」。学生時代は能見の投球フォームに憧れ、まねをしていたことも明かした。

「(能見に)プロとしてのありかたのすべてを学んできました」。岩貞は来季中継ぎ起用が明言されており、投手キャプテンも務める。フル回転の活躍で、憧れの先輩に恩返しする。