巨人鍵谷陽平投手(30)が21日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、2000万円増の年俸6500万円でサインした。

今季は中継ぎとしてチームトップの46試合に登板。3勝1敗、13ホールド、防御率2・89をマークし、フル回転でブルペンを支えた。一方、ソフトバンクとの日本シリーズでは第2戦の7回から登板し、デスパイネに満塁弾を浴びるなど1死しか奪えず降板。悔しい結果となった。「選手が一番悔しいし、情けない思い。ジャイアンは結果を求められるチーム。乗り越えていかないといけない壁だと思う。どうしたらいいか個人でオフの期間考えてきたことをチームでまとめてやっていかないといけない」と話した。

シーズン後半から安定性を求めて、スリークオーター気味に変え、手応えをつかんだ。「(来年は)対策を練られると思うので、それを超えていけるように。もっともっとレベルアップできるように。チームとしてはリーグ3連覇をして日本一。個人としては60試合登板できるように」と力を込めた。(金額は推定)