東海大は21日、部員2人の大麻使用が確認された硬式野球部に対しての処分が決まったと発表した。大麻使用を認めた2人を無期停学に、部長、監督、コーチなど指導者全員に対しては厳重注意とした。現在硬式野球部は無期限活動停止中で、今後活動再開時期を審議していく。

18日に日本学生野球協会審査室会議が行われ、10月17日から来年1月16日まで3カ月の対外試合禁止処分を受けている。

東海大はホームページ上で「全日本学生野球協会審査室会議の決定を真摯(しんし)に受け止め、硬式野球部全員に対して、薬物の乱用を未然に防止するための啓発活動を行うほか、日常生活や学業、クラブ活動において、学生としての誠実な取り組みを徹底するよう指導してまいります。このたびの件では、広く東海大学を支えてくださっているすべての皆様の信頼を裏切る形となりましたこと、心から深くおわび申し上げます」と謝罪した。